『ADDCOLD®』シリーズをご検討の皆様へ

ドライアイスからの置換えについてのお問合せを多くいただき、ありがとうございます。
弊社の『ADDCOLD®』は-100、-67、-45のラインアップがございますが、基本的に全て-120℃以下の『ウルトラディープフリーザー®』での凍結を前提としております。
充填された保冷液の凍結融点は-100℃以下のため、-80℃未満の「汎用ディープフリーザー」やドライアイスでは、何時間冷却しても完全凍結させることができません。
保冷材は完全凍結状態からゆっくり融解することで保冷効果を発揮する性質上、完全凍結はもちろんのこと、-100℃以下の超低温でのみ発生する保冷液のアモルファス化現象が合わさることで長時間の保冷効果を発揮致します。
また、他社フリーザーへの適合性や、液体窒素等での急速凍結への対応についてのお問合せもいただきますが、他社フリーザーでの使用の可否はデータが無いためお答えできません。
なお、凍結に液体窒素を用いた場合、急激に蒸発するために液体窒素の消費が大量になるばかりでなく、周囲温度管理と併せ、窒息防止の換気や温度ロスを避けるための熱交換システムなどが必要となる上に、急激な温度変化による容器の破損、それに伴う爆発的反応による凍傷なども考えられるため、推奨できません。
以上、ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
超低温フリーザー専用 成型ブロー容器保冷剤『ADDCOLD®-100』
当社の-120℃ウルトラディープフリーザーで凍結することで、ドライアイスを超える-85℃以下の超低温保持を実現。
ドライアイスの代替として物流・食品・医療業界等からご要望で生まれた製品。
品名 | 『ADDCOLD®-100』(アドコールド マイナス100) |
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温度 |
‐85℃以下を保持 ※ウルトラディープフリーザーでの凍結が必要です。 |
外形寸法 |
サイズ(mm):200×280×25 内容量(g):820 |
ADDCOLD®-45 製品仕様
-120℃超低温のフリーザーで凍結することで、市販保冷材では保持できない-45℃以下の空間温度保持を実現。
-20℃以下の低温輸送に適した保冷剤。
品名 | ADDCOLD®-45(アドコールド マイナス45) |
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温度 | -45℃以下を保持 |
保持時間 | ドライアイスと同等以上の空間温度を保持 |
サイズ・内容量
タイプ | サイズ(mm) | 内容量(g) |
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Sタイプ | 100×150×25 | 280 |
Mタイプ | 140×200×25 | 580 |
Lタイプ | 200×280×25 | 1,120 |
※ S/Mタイプは受注生産になります。